新型コロナウイルス感染症対策における中小企業等支援に関する緊急提言について
石狩商工会議所(榎本哲史会頭)は、今般の新型コロナウイルスの感染拡大に伴う石狩市内経済活動への緊迫する影響を鑑み、去る令和2年3月13日(金)、石狩市新型コロナウイルス感染症対策本部長である石狩市長 加藤龍幸 様に対して、地元経済の基盤である中小・小規模事業者に対する7項目からなる緊急提言書の提出を行いました。
当商工会議所が行った最新の会員調査(調査期間:3月4日~9日)で、新型コロナウイルスの感染拡大による会員への影響は86.7%に達しており、今後も日々刻々と経済活動に対する甚大な影響拡大が懸念されています。
こうした状況を踏まえ、本提言では、市内経済への影響を最小限に抑えるため、以下の7項目について緊急度や重要性が高い支援策を中心に要請しております。
当商工会議所では、石狩市に対して本提言の実現を働き掛けるとともに、新型コロナウイルスの感染拡大によって影響を受ける市内中小・小規模事業者への支援に、引き続き全力を挙げて取り組んでまいります。
榎本会頭(左)が、加藤市長(右)へ提言書を提出
< 提 言 項 目 >
1.経済活動の過度な委縮など、地元レベルの感染防止に向けた果断な対応の件
2.マスク・アルコール消毒液の安定供給について、国に対する早期要請の件
3.売上減少による市内中小・小規模事業者に対する市税等の納期延長の件
4.各種融資制度の積極的な広報と、石狩市特別融資の要件緩和など柔軟な対応の件
5.政府等によるイベント・宴会中止要請による、損失を被る事業主への支援の件
6.雇用調整助成金等、国の支援策周知徹底と事務手続きの簡素化を国へ要請の件
7.緊急事態の終息後、市内官民一体となった「バイ・いしかり運動」の取組の件
■新型コロナウイルス感染症対策における中小企業等支援に関する緊急提言